「バングラデシュにおける外国人に対する社会保障制度の概要」

 バングラデシュには、社会保障制度はありません。労働災害保険については、国際労働機関(ILO)との共同事業により、パイロットプランとして輸出加工区などの繊維製造業の一部の工場や事業所が導入している状況です。

 年金制度は、2023年設立した国家年金庁(NPA)がユニバーサル年金制度を導入しています。これは、外国人労働者も加入することができます。

 そのため、外国人労働者に対する加入義務、日本との間の社会保障協定はいずれもありません。