「バングラデシュのドローンに関する法規制の概要」

バングラデシュにおけるドローンの使用については、「ドローン登録及び飛行ポリシー2020年」に基づき、航空局が規制しています。同ポリシーでは、ドローン飛行が認められる条件、場所、許可が必要なドローンのタイプ等について定めています。

(1) ドローンの種類

 以下の種類に基づき、許可が発行されます。

カテゴリA: レクレーション目的の使用

カテゴリB: 教育や調査等の非商業目的のために、公的・民間の団体又は個人による使用

カテゴリC: 調査、映像、映画、運搬等、商業的及び専門的な目的による使用

カテゴリD: 政府又は軍隊による使用

(2) ドローンの使用地域

 バングラデシュ国内を重要性及び安全性の観点で3種類の地域に区分し、ドローンの飛行を認めています。

(a) グリーンゾーン

  • 空港又は制限区域から3~5キロ以内の地上50フィート(15.24m)まで
  • 空港又は制限区域から5キロ以上離れた場所で、地上100フィート(30.48m)まで

グリーンゾーンでのドローン飛行について許可は不要です。

(b) イエローゾーン

 制限地域、軍隊管轄区域、人口密度が高い地域、混雑地域はイエローゾーンとされ、管轄当局からの許可が必要です。

(c) レッドゾーン

 危険地域、禁止地域、空港はレッドゾーンに区分され、ドローン飛行について特別許可が必要です。

(3) ドローン登録

 以下の手続きにて、航空局よりドローン登録及び登録番号を取得することができます。

  1. カテゴリB及びCの場合、Air Navigation Orderに基づき、ドローン登録及び登録番号を申請します
  2. カテゴリAに該当し、ドローンが高度100フィート(30.48m)以上の飛行が可能又は重量5㎏以上(積載量含む)の場合は、登録が義務づけられています。
  3. 登録に必要な書類は以下の通り
  • ドローンの使用目的
  • 仕様の写し
  • ドローン領収書
  • BTRC(Bangladesh Telecommunication Regulatory Commission)の認証(通信システムに影響を与えないこと)
  • 申請者の写真及び身分証明書
  • 携帯電話番号
  • 飛行中に生じる緊急時対応計画(ドローンのバッテリー切れ、制御不能等の場合の対応)
  • 国防省からの異議なしレター
  • その他、航空局が求める書類や情報