「バングラデシュにおける取締役の交代に関する法制度と手続の概要」

  1. 取締役の選任及び退任手続き

バングラデシュの取締役の交代は、選任手続と退任手続とをあわせた内容となります。

取締役の選任手続きは、株主総会の普通決議により選任されます(1994年会社法91条1項)。取締役として任命された者は、同意する旨の書面に署名し、任命から30日以内に商業登記所に提出する必要があります。(93条)

取締役の終了事由は、辞任、任期満了のほか、任期時期前の解任があります。

解任手続きは、株主の4分の3以上の賛成を必要とする特殊別決議にて行われます。その場合、後任を普通決議で任命しますが、その任期は、解任となった取締役の任期が基準となります(同法106条(1))。解任された取締役は、取締役会から取締役として再任命はできません(同条(2))。

(2)  商業登記所(RJSC)への申請

取締役の変更が行われた後は、商業登記所に14日以内にForm XIIを提出し変更通知を行う必要があります。これを怠った場合、罰則などがあります。(115条2項)