「バングラデシュのトピック、最新の法令等の紹介について」

(1)最近の政情

 バングラデシュでは、2024年8月の政変後、ムハマド・ユヌス氏が率いる暫定政権が続いていましたが、2026年2月12日に総選挙(定数350、うち直接選出300)が実施され、憲法に基づく正式政権へ移行しました。選挙監視団も派遣され、投票前日の11日から開票終了まで大きな混乱は確認されませんでした。

選挙の結果、バングラデシュ民族主義党(BNP)が単独で209議席(連合で212議席)を獲得し、3分の2を超える多数を確保して新政権を主導することとなりました。

(2)最新法令の紹介

  2025年の労働法改正に続き、2026年2月16日には2015年労働規則も改正されました。主な内容は、石油・ガス業界の基金に関する規定の追加です。

 また、生物多様性と野生生物保護の強化を目的として、2026年1月6日に森林・樹木保全条例、1月7日に野生動物(保全および保護)条例が制定されました。これらは環境・森林・気候変動省が所管し、同時に2012年野生生物(保護および保護)法は廃止されています。新条例では、野生動物の保護・管理や森林開発に関する制度を整備するとともに、違反行為に対する罰則が強化されています。